そうだ、本を買おう

仕事柄打ち合わせなどで出版社の人と話していると、業界の話なんかを聞く事もある。といっても実はどこそこには黒幕が~!なんてセンセーショナルなことではなく、どちらかといえば出版業界の実情といった方が的を得ているかもしれない(たまにアレな話も聞きますが)

最近、時代小説なんかに懲りだしていて移動の暇つぶしによく買うようになったのですが、それを話たらこんな事を教えてくれた

曰く、近頃では文庫本は(※ベストセラーを除き)時代小説とライトノベルしか中々に売れないらしい

なんだか、実感を伴わずともピンときてしまうようなセンテンスである。そういえば母なども最近では本を買わず、もっぱら図書館で借りてきていると言っていた

さてそんな中で、時代小説は変わらず売れているというのは大変にすごいことだと思う。多くの確固たるファンがついているのでしょう。ぼくなんかはこの間、書店で適当に買った佐伯泰英さんの「断絶」という本を読み終わった折、これが「交代寄合伊那衆異聞シリーズ」の16巻目だという事に気づき慌てて1~5までを買い求めたりしている

といっても元々は時代小説が好きといったわけではなく、入り口としては高橋克彦さんのファンでSFや伝奇ものなんかも読んでいたのですが、いつの間にやら手に取る本の多くが時代小説になっていたのだから不思議な心持ちにもなる

これぞ日本人の気質、なんていったら安直過ぎて怒られてしまうかもしれませんが、どうにも時代小説を買って「ハズレ」無しといった安心感が手を伸ばさせている気はします。「ハズレ」なんて言ったら、一生懸命に本を書き上げた小説家の先生に失礼ですけどね。我ながら何に気を使っているのだろうか

 

Illustrator CS6を導入

さてサブジェクトの通りCS5からアップデートしてみたわけなのですが、とりあえずようやく64bitにネイティブ対応してくれたということで、起動や細々としたところの引っかかりが無くなり動きが滑らかになったというのが第一印象で

そこから少しだけ仕事をしてみたのですが、問題が一つ発覚。キャンバスのスクロールが遅い!

どういうことかというと、マウスのセンターホイールを回すことで上下、またCtrlを押しながらだと横に描いている画面をスクロールすることが出来るのですが、その移動の量が小さすぎるんですね。スクロール量が足りないとも言えるでしょうか

具体的に言えば拡大して細かい部分を描いている時に、上下左右にいきたいのに移動の量が小さいから何度もホイールを回すことになるといった塩梅で

そうなってくると、作業スピードにスクロールがついてこないという状況になってくるのでこれがものすごいストレスになります。確かCS5になった時も同じ事を感じたような。あの時はどうしたんだっけ。無理やり慣れた?

どうもイラレ側では調整できそうにないので一応マウスの方でも設定をしたりなんだりと弄ってみたのですが、大幅な改善はみられず。webで探しても全然出てこないんですよね。うちだけの特殊な事例なのだろうか

兎角これではどうしようもないので、マウスの方の高速スクロールに慣れていく方向で考えています。あれ便利なんですが、操作感があんま好きじゃないんですよね。頼りない感じがしませんか。そうでもないですか

ちなみに新機能についてはペンツールしか使わないので知りません。イラレはフォトショと違ってなんか毎回そんな感じ。メイン武器なのに

 

ご近状

気づけば仕事の告知を除いて前回普通にブログを書いたのがもう1ヶ月以上前になるという事実に、気づかなきゃいいのに気づいてしまったAM3時過ぎ

こういったものは筋トレと同じで習慣化しなければ続くものではないのですよと、まあ一番初めに自身のホームページじみたものを開設してから早8年くらい?のキャリアを完全に棒に振ってるぼくがしたり顔で皆さんにご説明するわけです。いつぞやに買った懸垂用のスタンドなんてまだ使ってると思う?たまにやってるよ!

さて一月前から何がありましたかといえば、割と想像を絶する修羅場なんて体験しているわけなのですが思い出したく無いレベルなので早わたしは、貝のようにゆっくりと殻を閉じていくわけなのです。なのDEATH

そうやって締め切りに四苦八苦している折、遊びにいらっしゃっていた姪っ子ちゃんが膝の上に乗ってきてはペンをお奪いになられ、タブレットを通してディスプレイに素敵な模様を描いていくという幻想と書いてファンタジーを体験いたしました。素敵ですね。仕事にならないので膝から下ろしたら隣に椅子をお持ちになられてくすぐってくる始末。姪っ子ちゃん相手だとまったく怒りが沸かないから不思議です

他、ツイッターなんかでは呟きましたが最近「ドラゴンズドグマ」というゲームを買いまして、これが大当たりで連日暇があればプレイしています。正確に言うと起きている間はほとんどPS3が起動している状態で、プレイに疲れたら仕事をするという塩梅

ようやく1週目が終わった辺りで一息つくかなと思ったのですが、ぼくには珍しく2週目も苦にならないという様子でやめどきがまだイマイチよく分かりません。ウルドラゴンが倒せません

なんだかそうやって部屋にばかり篭っているのかと言われればそう、最近フットサルを始めました。まだ2回くらいしかやってないのですが、サッカー経験およびサッカーへの興味0(※ワールドカップガン無視してそれほど火急でもない仕事を片付けるレベル)な割りにびっくりするくらい楽しめてます。マイボール買ってリフティングの練習してます

なんか、元サッカー部の友人なんかに聞くとサッカーとフットサルっていうのは全然違うものらしいですね。曰く、フットサルっていうのは足の裏を使うらしい

そう言われてもバレー部出身のぼくにはサッパリですが、これは趣味としてちょっと長く続けていきたいと思ってます。仕事柄、慢性的な運動不足ですしね。本当に体力の衰えが半端じゃない

こんな感じで”インドアって完全に言い切るには微妙人間”をギリギリ維持してます。今年になってバイクを買おうかなんて事も画策してまして、お金もなんとかなりそうなので買っちゃおうか迷う前にまずぼくは中免の免許を取るべきなんです。いいかい、お金を持って教習所に行くんだ。分かったね?(つづく)

 

お仕事情報×3

宝島SUGOI文庫、学校では教えてくれない衝撃の日本史 (「歴史の真相」研究会)、装画を担当いたしました

また主婦の友社より日向柚希さん著作の「契約婚 1~3」、並びに麻井深雪さん著作の「ハッピーエンドは何処にある? 1~3」、装画を担当いたしました

どうぞよしなに