なんのための仕事?

なんだかこれも、思っちゃったシリーズ

こういう仕事をしていると、判を押したようによくよく言われるのが、

「好きなことを仕事にしてるんだからいいよね」

と、いった類のもの。こちらのことを何も理解せずに好きなことをしているとなぜ断定出来るのかいつも疑問に思うのですが、こういうのは言ってる側もわたし自身ではなく所謂「職業的なイメージ」に語り掛けているものなのでまあ、そこはさておき

所詮は就職をしたことがない人間ですので、偉そうなことなんて言えたもんじゃあないのですが。仕事を楽しめるということは良いことだ。仕事を楽しめる人間はある意味で上等だとする風潮、もしくはそうであれという願いというか。なんだかそういった宣伝が、昨今色んなところで散見されるような気がします

はて、仕事が楽しいということは、いいことなのだろうか?

ここで自身を投影すると、自身にとってしか意味のない偏った答えになってしまうのでそこはスライダー変化気味にストラックアウトしておき(※ホームランボール)

人間、楽しいことはやりたいし楽しくないことはしたくないというのが基本だと思うのですが、それに倣うと、仕事が楽しいなら仕事しかしなくなるのもある意味で道理ではないだろうかとふと思ったわけで

ワーカホリック? 仕事人間? そういう方々を否定する気は毛頭ないんですけどね。ただわたしの場合は仕事一辺倒の人生はごめんだし、美味しいものを食べたいし、おいしいお酒も飲みたいし、旅行だってしたいし、趣味にだって傾倒したい。仕事外で楽しもうとする気概が心の根っこにあるもので

なにもね、悪口を言おうとしているわけではないんです。仕事が楽しいのなら、勿論それは大変に結構なことですので。ただそうでない場合に、楽しまなければならないということは絶対にないし、楽しむことを強制するのもなんだか変だなあと思ったのがことの取っ掛かりでした。仕事を楽しんでやっている人が上等なら、歯を食いしばって必死に何かに耐えながら仕事をしている人だって、同じく上等でしょうに

結局全ての答えは、「人による」という魔法の言葉で解決出来るんですがね。とりあえず、風呂敷広げといて何も解決していないことに、申し訳なく

 

dscf0359どっかの林道?