ちょっきん ちょっきん ちょっきんな

また、生活サイクルが朝寝に移行している。今日はずいぶんと遅くに目覚めて、仕事をして、納品をして。ずいぶんと髪も伸びて収拾がつかないようになっていたから、早速、美容室に予約を入れて車を走らせる。道路は夕方のラッシュで混雑していて、時間的に、きっと一日の仕事を終えた人たちも多かったのだろう。なんかさっきまで、寝ててすいませんと心の内でへりくだってみる

美容師さんは、馴染みの人で。もう高校生の頃から、ずっとじゃないけれどもたまに顔を出して髪を切ってもらっている。あの頃からちっとも変わらず、いや本当に変わらず、いやいやちょっとは老けてもいいんじゃない? と思う年上の男性。なんであんなに若々しいのか、ちょっと嫉妬してみたりもするのだけれど

オーダーなんていつも簡単だし、好みも分かって貰ってるし、なりより腕がいいからカットしてもらってもすぐに終わるのだけれども。席に座れば、他愛のない会話もきっとあの頃のままに、保存された空気感が醸し出されていくのをいつも感じる

ドッサリすいてもらって、幾分軽くなったような気がする頭を揺らして、自分をよりよくしていく為に、変わろう、変わろうとする心の動きを指差し確認して。いつまでも、子どもっぽいままじゃいられないんだ。そう思うし、そうあるべきだとも思うのだけれども

それでも、変わらないことだって素敵なことだと、自信を持って言えることが今日は一つ見つけられたような気がしました

明日もよしなに

 

0のカスヤ爆誕

今日は雨。ジメジメすると、どうしても気が塞いでしまうのだけれども、友人たちとボルダリングに行ってきたので、今夜の気分は少し明るい

仲間内で、賭けといいますか。もういい大人なのでどちらかといえば余興としてボルダリングにポイント制度を入れて遊んでいます。新たな課題を一つ、登れたら1ポイント。そうして競い合って、ビリっけつはご飯を奢る

今日、それの決算だったのだけれど、目出度く0ポイントのハイスコアを叩き出し、わたしがご飯を奢ることになりました。0のカスヤ爆誕。なんかもう最後の方は、むしろ0でなくなることが勿体ない感じになって、難しいのばかりアタックしていたきらいはありますが

いや、そんなこと言って、素で登れなかったのかな。沖縄行ってから、ずっと体の調子が良くなかったもんな。背中が重い、動かない。でもそれって、言い訳でしょう。わたしは0であったことに、むしろ誇りを持って行こうと今胸を熱くしている次第で

そりゃあ勿論、なんでも上手な方がいいけれども。そうでなくたって楽しむことは出来るし、一人だけ0ポイントなんて強烈な個性とも言える。ずいぶん笑いも取れたから、出来ない自分だってそう捨てたものじゃないぞと0のカスヤは主張をしております

明日もよしなに

 

悪さ2%、その他98%

気持ちのいい風に吹かれると、なんだか透明な気分になれて心地いい。部屋に籠ってばかりいると、そんな当たり前のことにも中々気づけなくて。強風に荒らされたベランダに後から気づいて、ため息をつくばかりの日常。もっと、外に出なければ

先日、友人に誘われてライブハウスへ。そこは、高校生の頃に入り浸っていた場所で、どこを見ても、嫌でもあの頃の思い出が蘇ってくる

あの頃のわたしは、今でもそうだけれども、本当に子どもで。向こう見ずで、頭が悪くて、勝手に世界を狭めている井の中の蛙。一つ一つ思い出すたびに赤面するばかりだから、ライブも途中だったけれど、妙に居心地の悪さを感じて、一人で先に出てしまった。どうやらあの頃を肯定して懐かしめるほど、まだ大人にはなり切れてなかったみたい。日頃、昨日の自分にも反省する有り様だから、まだまだ人として、初心者マークが取れていないのでしょう。大丈夫、人生は長い

その後、友人と合流して居酒屋に。初めて入った店だったけれど、すごく魚が美味しくて、お客さんもあったかい感じで居心地がよかった。また行こうと心に決めて、家路につく

昨夜は二人で、何の話したっけな。きっと、大したことは話してないんだろうな。大した話をしなくてもいいなんて、旧知の友はなんて楽なんだろう。ありがたいと思っておこうか。まあ、絶対に言わないけど

明日もよしなに

 

夢魔も待ちくたびれる夜

子どもの頃から寝るのが下手で、ベッドに入って2時間過ぎても眠れないことなんてしょっちゅうで

それは今でも変わらないからもう開き直ってしまっていて、幸い出勤も何もない仕事をしているから、眠くなったら寝るという犬のような生活を続けてもう、何年になるだろう。そんなだから生活サイクルがずるずると後ろにずれていって、遂には1週してしまうことの連続で、曜日感覚なんてあってないものになっている。まあ、十中八九体に良くはないのだろうけれど、睡眠薬とか飲みたくないので今のところは正すつもりもなく、特に対策もしておらず。眠れないことで逆にストレスを溜めるのも、なんだか本末転倒な気がして

昔のことって、ほとんど覚えていない性質なのですが。本当に小さいころに、布団の中で眠れずに、宇宙の広さを想像してしまい怖くなってしまったことを何故か今でも覚えている。無限って、なに。終わりがないって、どういうこと? 未熟な想像力では解決出来ずに、その途方もないスケールの大きさに、ただただ圧倒されて布団の中で震えていた

今ではある程度知識もついて、当然上記のようなことは無くなったのだけれども。それでも宇宙って個人の感覚で捉えきれるものではないし、今でも解明出来ていないことだらけで、興味の対象になっているのは変わらない。最近はダークマター研究がアツいですね。ワクワクしてくる

きっと生きている間にわたしが宇宙に行けることは無いし、全ての謎が解かれることも無いのだろうけれども。人に想像力がある限り、未知への探求は永遠に続いてあれ睡眠の話どこいった?

明日もよしなに

 

ペンタブの芯のすり減った分は何処へ消えているんだろう

本日は快晴なり。こんなピーカンに家に籠っているのも勿体なくて、眩しい青に惹かれたようにお外へ飛び出した。動き易い恰好に、キャップを被って

家にいると体を動かさないから、血流も大人しく涼しいくらいだったのに。ほんの数分歩けば、じわじわ滲んでくる汗。今日は暑かったんですね。外回りの背広組に、永田裕志風に心で敬礼。Tシャツは、シンスケ・ナカムラのちょいとしたプロレス馬鹿

途中、のどの渇きを覚えて自動販売機に立ち寄ると、ダイドー系のあたりクジ付きのやつだった。子どもの頃に一度だけ当たったことがあるから、どうせ当たらないと思いながらもチラチラ気にはしていたのに。いつの頃からか、当たらないものとしてお釣りを待っている自分に気づく。大人になるって、こういうことだっけ? よく分からないなあ、そもそも関係あるのかなあとかぶりを振って、飲み物を手に取った。なんで小説風?

いつも、ブログを書き終わってから次はあれを書こう、いやあれがいいんじゃないか? とか考えるのだけれども、いざこうして書き始めてみると何も浮かばなかったりします。エンジンと一緒で、脳みそにも暖気が必要なのだろうか。少し文章を書いて、ちょうど温まってきた頃にはもう結びに差し掛かっている

そうだそうだ、自分は割とスロースターターなところがあった。それでも使い続けていれば段々調子も上がっていくだろうし、未来の自分に期待して今日もそそくさとお仕事に戻ります

明日もよしなに