それぞれの季節

クーラーの効いた部屋に篭もっていて、たまに外に出ると汗が噴き出してくるのに時間がかかっていることに気づく。夏だ。容赦なく夏だ

夏といえばお祭りで、ビールがたまらなく美味しくて、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」が必ず見たくなる。人によっては夏フェスで、海で、山で、野球でと。10人集まればそれぞれの夏があるのだろう。そういう季節なんだと思う

子供の頃に夏休みはいつも川崎にある親戚の家に長期滞在していた。おじちゃんと一緒に行ったあの銭湯はもう無いらしい。500円玉握りしめて尋ねた駄菓子屋はまだあるだろうか。あの古本屋は

変わっていく事は必ずしも悪いことでは無いはずなんだけど、なんだか寂しい思いがするのは何故なんだろう。慣れ親しんだものが消えるから?思い出は残るじゃないか
そんな当たり前の感情を、じくじくと紐解いて。いつもの様に、今日も答えなど出ないのだ

「それぞれの季節」への1件のフィードバック

  1. 私は地元が高知で、夏のよさこいの時期には商店街が賑わい、みんな笑顔です(^o^)
    そのため、高知に生まれてよかったと心から思います(^^)

    変わることは必要なことだけども、心がついていけなくてつい立ち止まり、振り返ってしまいます(/_;)

    カスヤさんが書かれる文章がすごい好きです
    これからも、素敵な絵を描いてください(´▽`)

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