ちょいと作ってしまったので、工程をサックリと
理由なんて聞かれても、要は作りたくなってしまっただけなのではにかんで終(しま)いです
革はありもので、型紙も雰囲気でさささっと。型紙を自分で作る場合は、一度印刷して紙の状態のままくみ上げてみると現物がイメージ出来ます(イメージに合わなければ、修正)
染色は塗る前に、染料にもよりますが霧吹き等で革を湿らせておくとムラになりづらいです。色止め+表面保護はレザーフィックスで。念のため2度塗り
フック部分は真鍮棒から作っていきます。今回は直径3ミリ
端を削って細くしておきましょう
この際の注意。よく勘違いされる方がいますが、曲面に対し、平のヤスリは基本的に使いません(ある程度形を出すまではいいと思いますが)
どれだけ力を抜いても平のヤスリでは削った面が平らになりますので、曲面に対しては丸か楕円のヤスリを当てましょう。精密までキッチリやれば、ペーパーがけはいらずにスポンジヤスリ等で仕上げられます
焼きなましにて、金属の結合を緩めて柔らかく、加工しやすくします。この後の作業にて、結局3~4回なましました
キーリング側はヤットコでグイっと
アールの大きい部分には心金棒を当てて叩きました
ところどころ修正して、磨いていきます
キーリング側のアールがちょっと美しくなかったですね。別に直さない
染色の済んだ革に、千枚通しで型紙を写し取っていきます。直線は始点と終点に穴をポツリ。曲線は1~2ミリ間隔で細かく点を打っていきます
ちょっと分かりづらいですが、こんな感じ
裁断。革包丁を使う場合には、小まめに研いでおきましょう(あまりピッカピカにすると、逆に滑らなくなって切りづらくなる気が)
現状では厚すぎるので、ジョイント部の革は裏をすいて薄くしておきます
上部の方の穴は、この後もっと広げました
コバの処理やボタン打ちなどは割愛。金具が合わなかったりなんだりで、ずいぶん汚くなってしまいました。小物は苦手です
さて、ハット側に穴が無ければ使えないので思い切って。お気に入りのハットなので、さすがに5秒くらい逡巡しました
ハトメを打ち込んで終了
ちょいと長いかもですね。まだまだ詰められそうです。気が向いたら作り直すかも
ハットに穴をあけるのは…かなり勇気がいりますが(・・;)
いいなぁ~
麦わら帽子とか腰に提げるのもいいなあー♪
Created the greatest arlietcs, you have.